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アイテムの活用

Avatar Play では、アバターアイテムを低コストで調達し、自社アプリの中で活用できます。活用の仕方は無限ですが、一例を示します。

  • アイテム課金による収益化: 自社アプリの中でアイテム課金販売して収益化につなげます。
  • ゲームのUX向上: 「装着するとスピードがアップする」などの特殊効果をアバターアイテムと組み合わせることで、ユーザ体験を向上させます。
  • ユーザのエンゲージメント: 例えばログインボーナスの特典としたり、休眠ユーザへの復帰インセンティブとして活用することで、継続率や復帰につなげます。

アイテムのライセンス

自社アプリでアイテムを利用するためには、アイテムを利用するためのライセンス(以降、単にライセンス)を購入する必要があります。取得したライセンスの有効期間中、アイテムを独占的に利用できます。ライセンスの料金と制約については、料金と割り当てを参照ください。

Info

このライセンスは、自社アプリがアイテムを利用するための権利であり、エンドユーザは、入手したアイテムをこのライセンスとは無関係に利用できる点に注意してください。例えばエンドユーザは、自社アプリで入手したアイテムを、Avatar Play と連携する他社アプリでも利用できます。

ライセンスの購入方法

コンソールの「販売中アイテム」から選択・購入します。販売中アイテムは随時追加されます。試着機能があるので、着用イメージを確認してから購入できます。購入したアイテムは、すぐに利用できます。アイテムの有効期限は、購入時点から1年間となります。

有効期限の延長

ライセンスを再購入することで、有効期限を延長できます。ライセンスの再購入は有効期限切れ1ヶ月前から可能になります。

ライセンスの種類

単品ライセンス

単品のアイテムのライセンスです。

パッケージライセンス

同一テーマの複数のアイテムをパッケージ化して販売されているライセンスです。パッケージ化されたアイテムは、個別に購入することはできません。

アイテムパッケージに含まれるクリエイティブ(アイコン/バナー/コーデサンプル)を自社アプリから直接リンク、またはダウンロードして自社アプリに組み込んで利用できます。利用の際は、クリエイティブ利用規約を遵守してください。

課金販売できないアイテム

課金販売不可となっているアイテムは、貨幣価値を持つ通貨・ポイントで販売することはできません。トランザクション料が0円に設定されることが多いため、ガチャの初回特典や無料配布等での利用に適しています。

アイテムの付与

ライセンスを取得したアイテムは、自社アプリのユーザに付与できます。アイテム付与は主に次の方法で行います。

アイテム付与API

成果点到達のインセンティブや課金したタイミングなどで、リアルタイムにアイテムを付与するケースに向いています。

コンソールのアイテム付与機能

イベント終了後の景品としてアイテムを付与する場合など、運用担当者によるオペレーションでアイテムを付与するケースに向いています。大量のユーザへ複数アイテムを一括付与できます。

操作の流れ

操作の流れは次のとおりです。

  1. 最初の画面で、アイテムと付与先の指定方法を選択します
  2. 次の画面で、アイテムと付与先を入力します
  3. トランザクション料の見積もりが表示されるので、確認します
  4. 問題なければ、アイテムの付与を実行します
  5. 最初の画面に戻り、処理状況を確認します

トランザクション料の見積もり画面

見積もり画面では、トランザクション料の推定額を確認できます。

見積もり時点では個々のアバターIDの値の正当性は検証されず、アイテム所持状況の確認も行われません。不正なアバターIDやアイテム所持済みのユーザが含まれている場合、その分トランザクション料は見積もりよりも低くなります。

処理結果の確認

最初の画面のアイテム付与履歴から、以下の情報を確認できます。

項目 説明
対象ユーザ数 処理の対象となったユーザ数
進捗 対象ユーザのうち、処理が完了したユーザの割合。全対象ユーザの処理が完了すると、100%となります。
成功率 処理が完了したユーザのうち、実際にアイテムが付与されたユーザの割合。アイテム所持済みである場合など、アイテムが付与されないケースがあり、そのようなユーザが多いと成功率は下がります。

アイテム付与機能から、個別のユーザに関する処理結果を確認することはできません。個別のユーザの結果を知りたい場合、ユーザ検索を利用して個別に確認します。

アイテム付与の履歴

ユーザ検索から、アバターIDでユーザを検索してアイテム付与履歴を確認できます。

アイテム情報の編集

ライセンスを購入したアイテムに対し、コンソールからアイテム名やタグを追加できます。例えば次のようなユースケースで活用できます。

  • 自社アプリのイベントと関連付けたアイテム名を付け、アイテムの付加価値を上げる
  • レアアイテム用のタグを付けたアイテムを、画面表示上も目立たせる

アイテム情報の利用方法

アイテム情報の編集は、購入済みのアイテムパッケージの詳細画面、購入済みの単品アイテム一覧から設定できます。

アイテム情報編集画面

追加した情報は、以下の箇所で表示・取得できます。

  • RESTful API でのアイテム情報
  • UI Kit の各アイテム表示部

アイテム名

Avatar Play のアイテムにはアイテム名が付けられていませんが、本機能を使ってアイテムに名前を付けて自社アプリ内で利用できます。アイテム名は新規に命名することも、モバゲーで利用していたアイテム名を再利用することもできます。

モバゲーで利用していたアイテム名を取得するには、アイテム情報編集画面のメニュー「モバゲーのアイテム名を取得」から行います。モバゲーのアイテム名は Avatar Play が提供するクリエイティブに該当するため、ご利用の前にクリエイティブ規約を参照してください。

タグ

タグは、UI Kit 内の class 属性の値にも適用されるため、カスタマイズしたスタイルシートと一緒に利用できます。Avatar Play が利用している値と区別するために、自社アプリを示す接頭辞を付けることをおすすめします。


最終更新日: 2022-01-07