プライバシーと行動分析¶
UI Kit は自社アプリ内に組み込む都合上、UI Kit が取得するデータについて、自社アプリ側のプライバシーポリシー中に明記する必要があります。
UI Kit が取得するデータ¶
UI Kit が取得するデータはプライバシーのページに明記しています。
UI Kit 内の Google アナリティクス¶
UI Kit 内で Google アナリティクスを有効にする場合、上記と合わせてGoogle アナリティクスの利用規約にも従う必要があります。Google アナリティクスは、コンソールの「アプリ > アプリの設定 > 変更」より無効化できます。
自社アプリの Google アナリティクスとの統合(β)¶
UI Kit の Google アナリティクスと、自社アプリの Google アナリティクスを統合できます。「アプリ > アプリの設定 > 変更」より、自社アプリの Google アナリティクス プロパティ ID を設定すると、自社アプリの Google アナリティクスへデータが送信されるようになります。
Warning
本機能はβ版のため、将来仕様が変更する可能性があります。現在対応しているのはGoogle アナリティクス 4のみです。
ユーザの識別¶
Google アナリティクスの User ID の仕組みを利用して、自社アプリと UI Kit 間でユーザを識別できるよう設定します。User ID には、アバターIDをSHA256で暗号化し、HEXエンコードした値を設定します。
$ echo -n '{アバターID}' | shasum -a 256
c775e7b757ede630cd0aa1113bd102661ab38829ca52a6422ab782862f268646 -
analyticsUserID := fmt.Sprintf("%x", sha256.Sum256([]byte(strconv.FormatInt({アバターID}, 10))))
自社アプリ側の JavaScript は次のようになります。UI Kit 側も同様に出力されます。
gtag('config', '{自社アプリの Google アナリティクス プロパティ ID}', {
'user_id': '{SHA256暗号化したアバターID}'
});
Google アナリティクスにおけるユーザIDの扱いについては、Google アナリティクスのUser-ID に関する説明を参照ください。
Cookie について¶
コンソールのアプリ設定から、Google アナリティクスで利用される Cookie の有効期限と SameSite の値を設定できます。Google アナリティクスにおける Cookie の扱いは、Cookie とユーザーの識別を参照してください。
有効期限¶
Cookie の Max-Age
に設定される秒数です。0を指定した場合、セッションベースとなり、現在のブラウザ セッションが終了した時点で期限切れとなります。
この設定値は、自社アプリの Google アナリティクスにのみ適用されます。Avatar Play 用の Google アナリティクス含め、UI Kit が利用する Cookie の有効期限は31日以内に設定されます。
SameSite¶
Google アナリティクスの Cookie の SameSite の値を変更できます。iframe
内で UI Kit を利用するなどでない限り、通常はデフォルトの Lax
のままで問題ありません。
通知されるイベント¶
各機能のページで説明しています。